西日本飼料

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ペレット、フレーク操作室

向 井
2003年度入社

自分の技術を研鑽していく
「ペレットマン」としての楽しみ

現在の仕事内容

現在は本工場のペレット、フレーク加工で班長として勤務しています。
鶏、豚、牛のペレット加工をペレットマシーンやクランブラーといったマシンを使って二次加工する仕事です。ペレットとは、粉末状の配合飼料を約3mm~6mmの大きさの円柱形のペレット状に加工したものです。畜産動物の選り食いを防ぎ、食べやすく吸収しやすくするため、蒸気と熱を活用してそのような加工をしています。
また、フレークは、原料のメイズ(とうもろこし)や大麦を蒸気で蒸して、それを平たくつぶした形にしたものを言います。フレークは主に牛用飼料で使うのですが、嗜好性を高め、さらに栄養の吸収を良くする目的でこのような加工を施しています。

ペレットは粒度の固さや水分含有量の基準値が定められていますが、マシンのクセを把握して、蒸気の入れ方などを調整し、機械の能力を最大限に引き出します。
製造能力を上げていく工夫は日々の仕事の中で考えてはいますが、どのような配合設計の原料が組み合わさったとしても加工技術でカバーできるよう自身の技能も磨き続けています。

そのような職人の技を感じさせるペレット加工技術は、あらためて奥の深い仕事だなあと感じますし、自分の技術が研鑽していくところに「ペレットマン」としての楽しみも感じます。

これからは、職人技を誰にでもできる技術にして更なる能力の向上を図りたいと考えておりますが、私が仕事の中で何よりも大切にしていることは、安全・安心のものづくりです。注文を受けたものに間違いがあってはいけませんし、安定して良質の飼料を届けることが私の使命だと思っています。
毎日の製造計画書を作成する際においても必ずもう一班の担当者とダブルチェックを行います。
工程の一つ一つの作業に再確認を怠ることなく仕事に当たっています。

入社してから現在まで

入社して14年目になりました。当社では多能工化を図っており、社員にいろいろな部署を経験させています。
他部署の仕事内容や苦労がよく分かり、その結果、異なる部署同志でもお互いに協力して仕事を進めることが出来るからです。

私の場合は、新入社員研修後、中央操作室、受渡し業務、いくつかの部署で仕事を学んだ後に現在の部署になり、今は班長という責任を全うすべく日々の仕事に精進しております。